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動力折曲機MGB シリーズ・164DX

高精度の角度設定を実現

動力折曲機MGB-シリーズ・164DX

 

メインシャフト(主軸)は、MGB164 シリーズφ70mm、MGB204/206 シリーズφ75mm、軸受け部はφ130mm を採用して、加工推力を保持しました。回転部は、ベアリングの採用で耐磨耗性が一段と向上、推力を上ビームから上刃へとムダなく加圧して加工します。

加圧した力を逃がさない強靭なフレームを採用しました。最も圧力を受ける中央フレームは、40mm の基準フレームを左右に40mm ずつ補強し、厚さ120mm にてビームにかかる力を逃がしません。

独立したフレームに支えられた角度設定装置によって、機械のほぼ中心部でのダイヤル角度設定を可能にしました。機械中央での作業は、加工板材の長さに関係なく、一定の角度を保持します。主軸回転角度による従来の設定とは異なり、加工する上刃の位置を正確に感知して角度決めを行います。

オプションの板厚設定装置を組込めば、パルスの読み取りにより、僅かな板厚の違いを機械が記憶して、厚みの違う板材も常に任意の入力角度で曲げ加工が可能になりました。

高精度のベアリングネジによる定規移動を採用しています。また電源スイッチを入れた際、バック定規寸法自動修正装置の採用で、自動的にバック定規が「現在位置」の寸法を確認して前後に移動し、誤差があれば強制的に修正します。

バランサーを使用したブロックのはね上げ機構は、わずかな力でブロックが上昇して定規が逃げるため、薄い軟材でも表面にキズをつけません。