建築板金の概要と主な仕事について

建築板金という言葉は聞いたことがありますでしょうか。車の修理を板金工場というように、建築板金とは住宅やそのほかの建築物に修理を施すことを指します。しかし、修理を施すことは業務の一部で、建築板金はそのほかにも様々な業務を担っています。
建築板金とは、私たちの暮らしを支えていると言っても過言ではないのです。

そこでこの記事では、建築板金とはどんな仕事をしているのかといった内容について説明します。それに併せて、建築板金に使用される部品についても紹介しますので、建築板金について詳しく知りたいと考えている方には参考になりますので、ぜひご一読下さい。

建築板金とは?

建築板金とは、いわば建物に関する修理や工事を施すことを指します。車の板金屋もただ車を修理するだけではなく、車の内部を改造することが出来るのですが、建築板金も同様に、修理だけではなく、元々なかったものを取り付ける工事も行います。

建築板金の主な仕事

建築板金の概要と主な仕事について

建築板金の仕事は、主に以下の3つの内容に分ける事ができます。

  • 屋根などの小規模な工事
  • ビルやマンションなどの大規模な工事
  • 厨房などで利用するダクトの取り付け工事

細かいものを加えると膨大な業務量になってしまうために、この記事では建築板金の主な3つ

屋根などの小規模な工事

一つ目は、「屋根などの小規模な工事」です。建築板金では、金属板の加工、住宅の屋根を張り替え、外壁工事、水回りの工事などを担っています。

建築板金では、住宅を一から建設するわけではありません。住宅に不備が出た場合や、完成している住宅の水回り工事など、住宅の細かい修理や工事などの業務を担っているのです。

ビルやマンションなどの大規模な工事

二つ目は、「ビルやマンションの大規模な工事」です。ビルやマンションの工事といっても、それらを建設するわけではありません。
ビルやマンションを建設している業者から依頼を受け、屋根や外装の工事を担当します。工事の流れとしては、ビルやマンションの設計から建設までを建築会社が行います。そしてある程度枠組みが完成したら、建築板金業者に外装や屋根の工事を依頼するといった流れです。

厨房などで利用するダクトの取り付け工事

三つ目は、「厨房などで利用するダクトを取り付ける工事」です。ダクトは通常の金属を使用しません。
亜鉛鉄板やステンレスなどの特殊な金属を使用し、工事を施します。ダクトとはそもそも、厨房内部の空気を外へ排出する役割を果たすものです。厨房内は調理によってたくさんの煙が出るために、外へ排出しなければ飲食店の厨房内はだけでなく、客室までに煙が充満してしまう可能性があります。
そうならないためにも飲食店などの厨房にはダクトが必要になります。その取り付け工事を担っているのが、建築板金なのです。

建築板金で使用する金属は特殊

建築板金で使用される金属は、ただの金属ではありません。ダクトのように亜鉛鉄板やステンレスを使用する場合もありますが、それだけではありません。屋根の工事や外装の工事をする場合は、一般的に使用される金属を使用しますが、その形状が特殊なのです。
建物を建築する上で、屋根や外装は外気から私たち人間を守るために丈夫であることが必須条件です。そのため、ただの金属では外気からうける影響を防ぎきることができません。そこで、建物にあわせた経済的で耐久性に優れた金属を使用しています。

また、金属同士を繋げるときには特殊な部品が必要になります。
それを利用することで、ただ貼り付けるよりも丈夫で強固な工事を施すことができるのです。

まとめ

建築板金についてご理解いただけましたでしょうか。建築板金の仕事には様々な内容のものがありますが、全て私たちの暮らしには欠かせないものです。
建築板金の仕事を知ってみると、身近に感じるのではないでしょうか。

株式会社アイ・バンでは、建築板金で使用する金属の加工を行なっております。当店は最短で即日の納品が可能、小ロットからでも加工を受付、そして料金も低価格でお客様に提供しております。金属加工を依頼したいと考えている方はお気軽に、株式会社アイ・バンまでご相談ください。